途上国で触れたおもてなしの心
こんにちは!トウナンマガジン廣瀬智之です!
1カ月の海外滞在を終え、無事日本に帰ってきました!!
前回の記事では、フィリピンでの滞在レポートをあげました!
住む場所を強制的に移動させるリロケーションプロジェクトの記事です。
ぜひご確認ください!!↓↓↓
今回は1カ月の滞在で触れたおもてなしの心について書きます。
ぜひ最後までお読みください!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
おもてなし
オリンピックの招致プレゼンで用いられたことで、
一時流行を見せた言葉。
日本人の心を表す言葉として用いられた言葉だが、
この1カ月でこの“おもてなし”について考えさせられることがあった。
■カンボジアでのおもてなし
(酒を酌み交わすカンボジアのトゥクトゥクドライバーたち)
この写真はカンボジアで毎回利用するゲストハウス
Relax & Rwsort Angkor GHのドライバーたち
カンボジアでは観光客の移動手段はトゥクトゥクと呼ばれる乗り物で
バイクで座席BOXを牽引するようなものだ。
(Relax & Resort Angkor G.Hのドライバー・アット)
(※アットは個人ブログもやっています。日本語ペラペラなので、カンボジアに来られることがあれば利用してください!アンコールワットタクシードライバー)
こんな感じ
カンボジアは日本と比べ物価が安いこともあるが、彼らの稼ぎは月に100ドルいけばいい方らしい。
そんなドライバーたちは定期的に集まって酒を酌み交わす。
僕はその時ゲストハウスに併設しているレストランで晩御飯を食べていた。
するとこの写真に載っているアットが声をかけてきた。
「ヒロセのまないの~?」
その言葉に連れられ、ドライバーたちの方へ足を運ぶと、
缶ビールを手渡してくれ、乾杯をした。
「かんぱーい!!!」
この後何度乾杯をしただろう。笑
何本ビールを飲んだだろう。
飲んでも飲んでも、次々に湧いて出てくるビール
彼らは決して裕福な暮らしをしているわけではないけれど、
日本からきた僕をあたたかくもてなしてくれた。
■ フィリピンでのおもてなし
(セブ市カルボンマーケットで理髪店を営むコニー・カスタニエダさん)
僕はフィリピンで、開発メディアganasの記者インターンシップを受けた。
その中でカルボンマーケットを取材した際にお話を聞いたコニーさん。
(※その時の記事がこちらです↓)
取材した日はとても暑く、なにげなく
「今日は暑いよねー。」って声をかけた。
するとコニーさんはどこからかジュースを買ってきてくれ僕に手渡した
そこからずっと僕のことをあおいでくれ、
おまけに「美味しいからお食べ」とバナナケーキまでごちそうになった
取材する中で
コニーさんの1日の稼ぎは800円ほどということがわかった。
(カットの仕上がりを手鏡で確認するお客さん)
コニーさんの理髪店には、座席の前に鏡すらない
それでもコニーさんは、あたたかく僕をもてなしてくれた
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
おもてなしってなんだろうか
自分に余裕がない時に、人をもてなすことができるだろうか
ましてや今回僕が受けたおもてなしには、
少なからずお金がかかっている
ドライバーたちだって、コニーさんだって
決して裕福な暮らしをしているわけではないのに
それまで、なんの関わりもなかった
自分よりもお金を持ちの外国人に
彼らは“おもてなし”をした
そんな彼らは喜ぶ僕をみて、嬉しそうな表情をうかべた
おもてなしという行為は、
相手の幸せを願える人ができるのではないだろうか?
「相手の幸せ」=「自分の幸せ」
そう考えられる人ができることではないだろうか?
そして、
今の生活に幸せを感じている人ができることではないだろうか?
負の感情からおもてなしは生まれないだろう
僕をもてなしてくれたドライバーやコニーさんは
お金や地位などではなく
日々の生活に幸せを見出せる
そんな素敵な心の持ち主だった。
今回紹介した以外にも、
僕は数々のおもてなしを受けた
僕の怪我を心配してくれたり、
記事を書く際に差し入れをくれたり、
取材中にカラオケを一緒にしたり、
フィリピンのことをたくさん話してくれたり
そんな人たちに共通していること
誰かのために動ける人
人の幸せを願える人はみんな
素敵な笑顔の持ち主だった
そんな笑顔が溢れる世界になりますように。
以上です!ありがとうございました!
トウナンマガジン廣瀬智之
www.wakudokidoki.com
www.iguchanbeads.com
chanatu525.hatenablog.com
www.laughdsad.com
www.nino2no.com